パブリック・スピーキングの基本

 

【1】基本は「大きなくくり」から「小さなくくり」へ 

 人前で話すいわゆる「パブリック・スピーキング」は、一定の内容を、一定の時間内で、筋道を立てて話す必要がある。基本は「大きなくくり」から「小さなくくりへ」である。


一般に、次の順に述べるとわかりやすい。NHKのニュース原稿はすべて、このような順で構成されている。

1.件名

2.結論

3.詳細
 

(例)

件名・・・「遠足に関する連絡です」

結論・・・「明日午前9時に〜に集合してください」

詳細・・・「服装」「雨天の場合」「遅れた場合の連絡先」などの注意点を伝える。

 

【2】件名の例

・〜のお願いです。
・〜について発表します。
・〜についてのお知らせです。
・〜についての説明です。
・〜についての相談です。
・〜についてのお詫びです。
・〜についての注意です。
・〜についてのクレームです。
・〜についてのアドバイスです。
・今週の 行事予定について 連絡します。
・文化祭の決算について報告します。


                
【3】演習1

公園における次のアナウンスを、もっと分かりやすいものにしてください。

(ピンポンパンポーン)

「黒と白のしま柄のシャツのうえに、オレンジ色のセーターを着て、紺色の半ズボンをはいた3歳の男の子が迷子になっておりお預かりしています。お心当たりの方は公園事務所までご連絡ください。」

 

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